プラスチック敷板はどんな場所で使える?

敷板と聞くと工事現場で使うものだとイメージする人が多いと思いますが、実際には、工事現場以外にもいろいろなシーンでプラスチック敷板が使われてます。

では、どんな時、どんな場所でプラスチック敷板が使われているのでしょうか?プラスチック敷板をご利用者の皆様のエピソードをご紹介します。

仮設駐車場なら砂利?敷鉄板?それともプラスチック敷板?(Nさんの場合)

利用目的:1ヶ月限定のイベントのために仮設駐車場をつくる

仮設駐車場をつくることは初めての経験で、さすがに家の車庫と同じようにコンクリートにするわけにはいかないことはなんとなくわかっていた。

プラスチック敷板に出会うまでの流れ:

①ゴムマット
まずゴムマットを思いつく。簡単に手に入るし、1ヶ月なら…と思ったが、ゴムマットは地表をひろいすぎてしまうため凸凹になってしまい、歩きづらいし車も通りづらいとわかって諦める。

②砂利
ホームセンターで簡単に買えるしいいと思った。わだち(車輪の跡)ができてしまうので、定期的に平らにならさなくてはいけなく、これはかなりめんどくさそう。メンテナンスに手間がかかるうえに、親子連れのイベントなので小石が飛んでしまうのも危ないという理由でも断念。

③敷鉄板
工事現場で使っている敷鉄板を敷けばいいのではないかと考え、一緒にイベントをやるメンバーに相談。「重機を使うからお金がかかる」と即座に却下される。

④プラスチック敷板
建設業界で働く知人から「プラスチック敷板なら軽いから一人で持てるし敷くのも撤去するのも簡単」と聞いて、レンタルでの使用を決める。

プラスチック敷板を使用してみての感想:

想像以上に軽いし、イベント開催中にメンテナンスをする必要もなく使い勝手が良かった。またイベントをやるときにはプラスチック敷板を使いたい。

プラスチック敷板で仮設道路をつくり舗装道路を養生(Oさんの場合)

Oさん:一戸建ての新築やリフォームなどを請け負う工務店を経営

利用目的:お客様の家の玄関前の舗装された道路を傷つけたくない

これまでは養生にゴムマットを使っていたが、「新築であればまっさらな土地なので気にしないのですが、リフォームの場合は玄関とか玄関前の舗装された道路を傷つけてしまわないようにかなり気をつけている。」とのこと。

プラスチック敷板に出会うまでの流れ:

①これまでは養生にゴムマットを使っていたが、ゴムマットは軽くて運びやすいものの、重い工事車両が何度か走っただけですぐに破けてしまうことから、敷鉄板を使ってみようと考えた。しかし設置するときに接地面を傷つけてしまうと耳にし、結局は敷鉄板を敷くのは断念。(たしかにあれだけの重量のものを重機で敷くとなるとコントロールが難しそうです。それに時間もお金もかかってしまいますよね。)

②知り合いのハウスメーカーさんから「軽いし、敷鉄板よりも安いし、なによりプラスチックだから道路が傷つきにくい」と聞きプラスチック敷板に決める。

プラスチック敷板を使用してみての感想:

実際に使ってみたところ傷がつかないのはもちろん、車が走る時に敷鉄板みたいな大きな音がしなかった。(住宅街での工事は音にも気をつけなくちゃいけませんからね。)

トラックの泥落としならプラスチック敷板が一番!(運送業を営むTさんの場合)

困っていること:

トラックの車庫の出入り口がタイヤの跡や泥で汚れているのをなんとかしたい近隣にも迷惑ですし、泥だらけのタイヤのままお客様先に納品にいくのは申し訳ないなと感じていた。

プラスチック敷板に出会うまでの流れ:

工事現場に敷かれた敷板を目にする。「工事現場の出入り口って、ダンプとかのタイヤの跡や土で汚れているのがふつうですよね?でも、偶然見かけた工事現場では出入り口はもちろん、近くの道もきれいだったんです。」とのこと。

不思議に思って観察してみたところ、現場の出入り口に敷いてある敷板の上を通るときに泥が落ちていくのが見えて「これだ!」と思ったそう。(なるほど、プラスチック敷板についている凸凹(突起)がタイヤの泥を落としてくれていたんですね。)

プラスチック敷板を使用してみての感想:

さっそくトラックの車庫の出入口にもプラスチック敷板をおいてみたところ「敷地内や道路が土で汚れなくなったことはもちろん、タイヤにつく泥汚れが減って洗車が楽になったと社員からも好評です。」とのこと。(単に泥を落とせるだけでなく、思わぬ効果が得られたようですね。)

農地でもプラスチック敷板があれば安全に農機の乗り入れができる(農業を営むSさんの場合)

困っていること:

畑を持っているのですが、雨が降ると地面がぬかるんで、タイヤを取られて動けなくなってしまったり、クローラーがめり込んでしまって危険なため雨の日に作業ができない。

プラスチック敷板に出会うまでの流れ:

コンパネやゴムマットを敷いてみたものの、人が歩いただけでも沈んでしまい、何も敷いていないのと変わらない」状態。

そんなとき、出かけた先で偶然、大雨でぐちゃぐちゃになった畑にスムーズに入っていく農機を見かけた。なにか上手いやり方でもあるのかと思い切って聞いてみたところ、「プラスチック敷板を使っている。」とのこと。その後、自分でもいろいろと調べてみて良さそうだと思い、プラスチック敷板を使うことを決めた。

プラスチック敷板を使用してみての感想:

プラスチック敷板を敷いたあとの初めての雨の日。ドキドキしながらトラクターを走らせてみたところ「沈み込むこともなくすんなりと乗り入れることができました。」とのこと。雨の日の作業を心配していた奥様も、プラスチック敷板で安全に走行できるのを見て安心したようです。

このほかにも、資材置き場や工場・倉庫内、車道や歩道の養生、校庭やグラウンドといったシーンでも大活躍!工事現場ではもちろんですが、工事現場以外でも、車や人が安全に通れるようにしたい、地面を傷つけたくないといった場合には、プラスチック敷板を検討してみてはいかがでしょうか。